専業主夫への道。

 〜Road to be a House Husband. & I was born to be a House Husband.〜

365日の禁酒が僕を変えたこと。断酒のススメ。

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アルコール類を全く飲まなくなって、そろそろ1年になります。

毎年行われてる職場の健康診断で、受診した次の日に、再検査の通知が届きました。
あまりの早さに部内では「あいつもうヤバイ説」が流れました。ビクビク行った再検査で医者に、肝臓のあらゆる数値が最悪で、「これはお酒を止めないと大変なことになるよ」と言われたのでした。

なんでもさらに悪化すれば、お腹に針を突き刺して、直接肝臓の組織を採って検査するとか。
何よりも、僕は痛みを伴う治療が大嫌い、というよりも怖くって、できれば歯医者の治療も全身麻酔でやってもらいたいと考えてる程です。

そのため、完治するまでお酒止めよう!と固く誓ったのでした。単純です。

 

 

肝臓は物言わぬ臓器といいますが、

実は自覚症状が少しありました。なんとなく疲れやすいなぁと感じてたし、寝汗が酷いときがありました。何よりも、呑み過ぎだなぁと。焼け石に水かとは思いつつも、ウコン飲んだり、サプリ飲んだりしてたけど。どうなんでしょうね、ウコン、全く効果ないって発表されてたりもしたけど。

 

 

どのくらい飲んでいたかというと、

基本、家呑みでほぼ毎晩、ビールを500ml飲んでそのあと、ウィスキーをハイボールかロックで結構な量を。グデングデンで週末とかは記憶がないことも。

外ではビールと酎ハイばかり飲んでました。女性が対峙してくれる単価の高いお店ではなくどちらかというと居酒屋に行くことが多かったかな。一人でカウンターでっていうかっこよさげな飲み方も苦手でした。

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でももっと激しくたくさん呑んでて、ぜんぜん平気って人もいるわけで、僕はきっともともとあまり丈夫な肝臓ではないのでしょう。

 

 

禁酒にあたって、どんな準備をしたかというと、

家には「買い置き」というものを置かない性分だったので(要は買ったものは全部飲んでしまう)シンクにお酒を流す、とかいった悲しい儀式をしないで済みました。

きっと喉のシュワシュワが恋しくなると思ったので、ウィルキンソンの炭酸水を2箱買いました。常に冷蔵庫に数本あるようにしました。

あとは、お茶。ウーロン茶、緑茶、ジャスミン茶、いろんなお茶も冷蔵庫に。それから一応オレンジとかアップルとかの100%ジュースも。

 

 

 

 

 

さて、酒断ち、始まりました。

よし、最後に呑みに行こう!とかセコイことは言わず、直ぐはじめました。それ、大事だと思いますよ。

あれ、意外と大丈夫じゃん。

呑みたくて、呑みたくて、震えるう〜

と西野カナの替え歌のような状態にはなりませんでした。
深夜コンビニに走ったこともないし、夜な夜なキッチンで料理酒をショットグラスでキューっと、なんてこともなし。バイクも盗んでないし、夜の校舎窓ガラス壊してもいません。

 

 

夏のビヤホール、キンキンに冷えた生ビール、大ジョッキで!

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仕事が終わったあと、カラカラに乾いた喉に、キンキンに冷えた生ビールを流し込む。つまみは枝豆と鶏の唐揚げ。この魅力には勝てないかも、と正直思ってました。

でも何故だろ、それほど魅力を感じなかった。忙しかったりしたのも原因かもしれないけど。でも仕事のストレスをお酒に持っていかなくて良かった。

あっけないほどに、生ビールの美味しい時期は過ぎ去ってくれました。
秋には秋で「秋のビール」とか魅力的なものがありますが、難なくスルー。
この頃になると、呑まないことを楽しんでるような感覚でした。


しかし、それよりも今。鍋とかを食べてる時に、それをオカズじゃなくてツマミとしてたべたいなー、それから暖かい部屋の中で、ちょっと高い日本酒の大吟醸かなんかを冷酒でキューッと飲みたいな、美味しいだろうなーと感じます。ヤバイなぁ。誘惑がいっぱいだ。

 

 

今でもときどき夢をみます。

右手にビールが半分ぐらい入ったグラスを持っていて「ああ、やっちまった!」「呑んじまった!」という夢。

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目が覚めると、ホッとします。

 

病院へは定期的に通ってます。

数値はかなり回復しました。V字回復です。やはり原因はアルコールでしたね。疲れやすさは判らないけど、寝汗は全くかかなくなりました。

医者から飲み薬は処方されてません。自分で選んだサプリは飲んでます。

少しでも呑めば、血液検査ですぐ判るそうです。医者は「せっかくだからもう少し続けてみたら?」と興味なさげに言ってます。どうしようかな。

お酒の場の雰囲気って本当に楽しいもんね。

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友達に感謝。同僚に感謝。

禁酒を宣言して以降、無理にお酒に誘ったり、飲酒を強要したり一切しなかった友達とか同僚に感謝します。

それでも一応誘ってくれはします。それでたまには顔を出す。

ときどき車で行っちゃったりして、飲み会に車で行けるメリットって結構ありますよ。それは後述しようと思います。
以前は「なんであの居酒屋、駐車場完備なんだ?」とか思ってたけど、そういうことだったんだ。

 

 

いろいろあったけど、結局、良かったんです。

まずは健康になった。

あるいはそれに近づいているということ。

痛い治療は嫌だし、長生きしたいですもんね。ウォッカをたくさん呑んでるイメージのあるロシア人の平均寿命を知ってビックリしました。64歳ですよ!64歳!

それから体重が減りました。特に運動せず8キロ程の減。やはりアルコールのカロリーって高いんだなと実感。つまみもね。

 

スーパーに買物に行って

レジでお金払うとき「あれ、安いな」と感じます。以前は食料品に加え、ビールだウィスキーだ缶酎ハイだと買ってたので。2千円とか3千円とかそれくらい安いイメージ。
でもかと言って、お金が貯まってるわけではなく、なんだかんだで、高い旬の野菜を買ったり、イチゴ買ったり、ハーゲンダッツ買ったりしてるんですけどね。

 

夜に強くなった。

お酒呑んじゃうと、すぐ眠くなる体質で、家で呑んでてても22時にはまどろみだし、日をまたぐなんてことは皆無でした。けど今は、結構な夜に、読書とかしてるし映画も観てる。ブログも書いたりしてるわけです。趣味にあてる時間が増えました。まぁ以前は飲酒が趣味だったのかな。

 

 

最後に、まとめ

禁酒、是非にとはお勧めしません。

お酒って美味しいし、お酒の場って楽しいし。よーく知ってるつもりです。

でも、することなくて暇だから、とか、ただなんとなく、って感じで呑むのは止めたほうがいいと思います。

お酒を呑まないと自分の時間が2倍以上になって、その時間で、いろいろ楽しいことが出来ますよ!

 

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今、したいこと、観たいもの、読みたいもの、がたくさんあって大変です。

でも、断酒したわけでなく、これからの人生もう一滴のお酒も呑まないわけではないと思います。

例えば、日本では呑まない、とかカッコイイかもね。

 

 

追記:禁酒期間が400日を超えました。

なんかもう、お酒がない環境になれました。
心のなかで「我慢、我慢」という気持ちは一切なく、呑むこと、呑もうとすることを忘れてしまっている状態のようです。

あっさりと400日突破。恐らく、500日も難なく超えられるでしょう。

どうしましょう。このまま一生、お酒のない人生を送るのかな?

500日達成日には何か自分にご褒美を考えましょう。

 

 

追記:そして禁酒生活 500日オーバー!!

なんとなくあっさりと超えてしまいました。

 

 

禁酒500日間成功の効能。ダイエット、健康、そしてお金のこと。

 

 

 

 

 

ではでは。