専業主夫への道。

 〜Road to be a House Husband. & I was born to be a House Husband.〜

鬱になっちゃう映画だよ!憂鬱になる映画を敢えて観て、さらに深く落ち込んで楽しもう!

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観ると、とても嫌〜な気分になる映画があります。

気分が落ち込むだけならマシな方で、体調が悪くなったり、以降の生活や仕事にまで支障をきたすような強烈な映画もあります。
なんでお金払ってまで、こんな気分にならなきゃならないのかと、憤りを感じることさえあるかと思います。

それは、前評判を聞いていても敢えて観て、憂鬱になる場合もあれば、全く無防備なまま観ていて、あまりのことに打ちのめされる場合もあります。

もちろんショックのレベルは後者のほうが格段に大きいでしょう。

 

 

憂鬱のツボ

同じ映画を観ても、人それぞれで、面白かったり詰まらなかったり。ブルーになったりならなかったり。

なんともなく「笑いのツボ」がそれぞれ各人にあるように「憂鬱のツボ」というのもあるのではないでしょうか。


そんな僕の「憂鬱のツボ」に響いた作品を少しずつ紹介します。
確かに憂鬱になりますが、それはそれで、その作品が優れているということではないでしょうかね。
基本的にAmazonプライムに加入していれば無料で観られる作品の中から選びました(中には有料になってしまったもののあるかも)。

 

 

毎日楽しくてハッピーな人も、嫌なことばっかりでブルーな人も、観てみればいじゃないですか。よりハッピーになるかもしれないし、さらにブルーになるかもしれません。
でもね、それでいいんじゃないかと思います。

観なきゃいいのにね。でも観たくなっちゃうんですね。面白いですね、人間って。

 

ではさっそく ───

 

 

凶悪

まずは日本映画から。
山田孝之
 リリー・フランキー ピエール瀧 が出演。
僕にとって3人とも大好きな俳優なのですが、リリー・フランキーとピエール瀧がもう強烈に「凶悪」です。平気な顔して、バラバラにしたり火をつけたり生き埋めにしたりします。何をって、えーと、人間をです。笑いながらしちゃってます。
恐ろしかったです。実話を元にしたストーリーだそうですが、あまりにも酷すぎます。
地上波では放送できないレベルの映画だと思います。
3人のうち誰かのファンならば、観ておいていいかもしれません。
山田孝之は唯一の普通の人(記者)でした。

 

 

 

ミスト

これは前情報ゼロで観たのですが、本当に勘弁して欲しかったです。
あの、衝撃のラスト。
原作はあのスティーブン・キングだそうですが、映画と原作は少し内容が違うそうです。そうですね、いくらスティーブン・キングといえどもでもあんなラストは書いてないのでは思います。
僕は次の日、仕事を休みました。駄目じゃん。

 

追記:2018年9月13日
昨日の夜、つまらない地上波のテレビ番組は諦めて、BSをザッピングしてたら、放映してました、「ミスト」
嫌な気分になることは分かっていたけれど、ついつい観続けてしまいました。なぜかどうしてもチャンネルを変えられませんでした。
久しぶりに観る「ミスト」はやはり「ミスト」で、「いや、撃たなくても大丈夫、ああ、やめて〜」と思ってしまいました。
ご飯食べながら観る映画じゃねえな。突然のミスト・テロにやられました。

 

 

 

セブン

キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件。

有名な作品ですね。これも衝撃のラスト。
駄目だよ、ブラピ、駄目駄目!って思うんだけど、結局ブラピはやってしまいます。
気持ちは分かるけど、すごーく嫌な気分。

この頃のブラット・ピットが一番格好良かったと思います。モーガン・フリーマンもいい味出してます。

 

 

 

リミット

イラクで働くアメリカ人労働者ポール・コンロイは襲撃を受け、目覚めたら棺に入れられ土の中にいた。手元にあるものは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒。なぜここに入れられたのか?果たしてここから脱出できるのか?残された空気からタイムリミットは迫っている。

ほら、僕って極度の閉所恐怖症の人じゃないですか〜(知らん!)

開始30秒で具合が悪くなってしまいました。まだ酸素の心配があまりなかったのが良かったかな。よくあるパターンだと、閉じ込められた状態で、水が入ってきて大変!となるんだけど、この映画では、砂が迫ってきます。
かなり前にも似たようなシチュエーションの映画を観たと思いますが、最近のは被害者(埋められた人)が携帯電話を持ってたりします。ご時世ですね。

棺桶の中、なう。とか、【拡散希望】掘り出して下さい。とか、つぶやいてたら面白いですね。いや、面白くない。意外とインスタ映えする場所かもしれません。

ラストシーン。やっと助けが来たのに ───

「すまん、君の入ってる棺じゃなかった・・・」

 

 

 

127時間

金曜の夜、いつものように一人で、ロッククライミングを楽しむため、ブルー・ジョン・キャニオンに向け出発した。だが、運命の瞬間が彼に襲いかかる。落石に右腕を挟まれ、谷底から一歩も動けなくなったのだ。
衰弱した身体を引き裂くように襲いかかる後悔、そして湧き上がる命への情熱。生きたい。生き直したい――!
そして生命の限界を超えた127時間後、遂に彼は〈決断〉する――。

ひえ〜。決断て、アレですか?アレするしかないじゃないですか!
自分の手で?自分の腕を?麻酔もなしに?

僕だったらそのまま衰弱して死んじゃうのかなあ。それとも野生動物に無防備のまま襲われて喰われちゃうのかなあ。

 

 

 

ソウ

 

目が覚めると、老巧化したバスルームに横たわり、足首には鋼鉄の鎖、対角線上にはもう一人の男、そして間には自殺死体…という理解不能な状況におかれた二人の男と、連続殺人犯を追う刑事を描いた恐怖の限界に挑むソリッド・シチュエーション・スリラー第1弾。

こ、これは、怖いというか、痛い。
危険な状態から脱出するために、自分の体を傷つけたり、相手を陥れたりしなければいけない場合、どうしたら良いのだろう。夢にでそうな展開ばかりです。

この映画は、1~6までシリーズがあって、「ザ・ファイナル3D」というのまである。皆さんどれだけ痛い映画が好きなんだよって話です。
どうしても必要な鍵が、胃袋の中にあったり、硫酸の水槽の中にあったり、おいおいおい。

僕はまだ(まだ?)「2」までしか観れてません。
多分もう観ないんじゃないかと思います。

 

 

 

悪の教典

 

生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実聖司。学校やPTAの評価も高く、教師の鑑とも呼べる彼の正体は生まれながらのサイコパスだった。

むちゃくちゃ怖いです。人間が怖いです。
本当にあんな残酷なことができるんだろうか。サイコパスだったらできるのか?できるからサイコパスなのか?

原作は貴志祐介。貴志祐介と言えば「黒い家」とか「青の炎」とか。

先に原作を読んでから映画を観たけど、さらに怖くて、気持ち悪くなりました。

バトルロワイヤルっぽいけど、もっと怖いです。異常です。

 

 

 

リップヴァンウィンクルの花嫁

 

七海、二十三歳の受難。嘘(ゆめ)と希望と愛の物語。東京の片隅で、それなりに普通に生きてきた私。しかし、その“普通”であることは、こんなにも残酷に、そしてあっさりと崩壊してしまった…。

3時間くらいある長編映画です。それだけで鬱になりそう。
でも僕は、黒木華のファンなので全編連続して観ることができました。

綾野剛とかCoccoなども出演しています。綾野剛は結局いい人だったのか、悪い人だったのか、本当は何者なのか、最後まで分かりませんでした。

監督は、岩井俊二。
以前にも書いたと思いますが、蒼井優が成長しすぎてしまった現在、岩井俊二監督は、ターゲットを黒木華に変えたのかな、といった印象。
黒木華のことが好きですね、きっと。職権を利用して、黒木華に、メイド服を着せたり、森田童子の「ぼくたちの失敗」を歌わせたりしています。
でも基本、賛同して観てましたが。

野田洋次郎氏や紀里谷和明氏も、ちらっと出てきます。

 

 

 

万引き家族

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 久し振りに、映画館で実写の邦画を観ました。

 

 

 


 

まだまだ続けます。

もちろん観てからの感想ですので、インプットに少々時間がかかります。
もしかしたら自分は隠れマゾヒストだったのではないかと思い始めてます。

 

ではでは。

 

Last update 2018/6/27