専業主夫への道。

 〜Road to be a House Husband. & I was born to be a House Husband.〜

床上手なんだらっ♡と言われたい!|ぬか床の話です。恐縮です。

 

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"ぬか床"というくらいなんだから、ぬかが野菜たちにとっての寝具なんだな、きっと。

数年前、ずいぶんと「ぬか漬け」にはまってました。
すっかりご無沙汰してたけど、最近再開しました。精神的に余裕が出てきたのでしょうか、いや、そんなこともないと思うけどな。

とにかく前回は、仕事、私生活共に忙しいくなったのをきっかけに、だんだんとぬか床の面倒を見てあげられなくなってしまって、発酵させすぎて匂いがキツくなり、復旧不可能と判断し処分したのでした。ぬかの量をどんどん増やしてしまったのも原因だったかも。自分ではメンテナンスしきれなかった。
本当にぬか床って生き物なんだなと実感しました。

 

 

いい季節になってきました。

春も近くなり、キュウリやニンジンなど野菜がどんどん安くお手頃になってきて、またあの漬物食べたいなと思い始めました。独特のあの香りも嗅ぎたい。

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真冬に一本98円もしたキュウリが今では半額以下です。春から夏へ向けて更に安くなるでしょう。 実験的にいろいろは野菜(野菜に限らずに)を漬けてみようと思います。

今回は、作りすぎないように。漬けすぎないように。一度に、1種類か2種類の野菜だけ。ぬかはどんどん新しいものを追加して、水分過多のものはどんどん処分していこう。今の容器の半分を超えないくらいの量を目安に。

 

 

買ったぬかはコレです。

 

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ぬかって意外と安いんですね。こんなに大きな袋でも200円しませんでした。

 

適度に水と塩を加え、ボウルで混ぜ合わせます。

 

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硬さは、いろいろな説がありますが、僕は耳たぶの柔らかさを目処にしています。

ボウルの緑色にぬかの茶色が映えます。

 

当初、ジップロックでやろうと思ってました。というか、やってました。

 

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実際、そうやっている人もいるし、冷蔵庫に簡単に入れられるし、匂いもシャットアウト。おまけに掻き混ぜるとき袋の上からやれば手も汚れない!と甘いことを考えてましたが、結局はタッパにしました。100均のタッパなので、歪んだり、変な色が付いたりしたら即交換します。

 

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やっぱり素手で掻き混ぜなきゃ。素手でゴニョゴニョして空気を入れてあげて、野菜をセッティング、そして平らに均してあげる。生き物なんだから。丁寧に。

よく洗顔フォームでぬかの成分配合のものがありますが、ナルホドなと思いました。 手がしっとりスベスベなんですよ。しかも右手だけ。だから明らかにぬかの効能だと思います。 なんというか、顔も洗いたい。パックしてみたい。きっといい感じになると思います。

はじめは、ぬか床を落ち着かせる(?)為に、キャベツやニンジンの切れ端のクズ野菜を漬けるのだそうですが、すっかり忘れてました。

 

 

はじめてのぬか漬けは、キュウリとニンジンです。

懐かしい味と匂い。

 

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美しい。

久し振りにしては、とてもうまく行きました。
でも、ちょっとしょっぱかったかな。ちょい塩を入れすぎたかもしれないので、次回はぬかのみ追加。塩はしばらくお休み。でも、塩が少なすぎると、漬からないんですよね。なかなか塩梅が難しいです。

 

 

2度目は、大根も漬けてみた。

とてもいい感じ。こういうものを見て綺麗と感じます。

 

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ぬか床、だいぶ落ち着いてきたと思います。塩分もちょうどよい感じ。

大根のぬか漬けはとても美味しいです。一番似合ってる野菜だと思います。

ただ、水分が多すぎます。あまり漬けすぎると、ぬか床がベチョベチョになってしまうんですよね。

 

 

ピーマン

冷蔵庫に入ってたから、とりあえず漬けてみました。

 

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失敗です。美味しくありません。ぬかの独特な匂いとピーマンの青臭さが相まって、非常に癖のある逸品となってしまいました。
もう2度としません。

 

 

セロリ

これは旨い!!

 

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セロリの薬臭さ(主観です)とぬかの臭いが絶妙のハーモニーを醸し出してます。

口の中を春風が駆け抜けました。

コレは毎回漬けたい逸品です。お勧めします。

 

 

ゆでたまご

これはイマイチ!!

 

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勝手に、卵の燻製の味をイメージしてました。
しかし当然違う味で。これはこれでありかな、という気がしますが、もう一回漬けるか、と訊かれれば、ないなと応える。
生卵の黄身だけを漬けるという凄技もあるそうです。それは美味しそう。

 

 

 

 

またいろいろと漬けてみます。今度はさらに意外なものを漬けてみよう。
ああ、楽しいな。

 

 

ではでは。

last update 2017/04/24