メルカリ・アッテで実際に会って取引してみたよ!|体験談①
ミニマリストを目指しているわけではないけど
定期的に断捨離は行うようにしていて、1日に最低1個は何か(どんなに小さいものでも)捨てることに決めて、不燃物の収集日には結構な量を毎度処分していました。
おかげで結構、片付いてはきたのですが、厄介なものがありました。
それは書籍です。
Kindleは購入しました。
新しい本を買うときはなるべく電子書籍版を買うようにしました。
でもやはり今まで溜め込んだ本とか、雑誌とか、108円だったからブックオフで買っちゃったとか、マーケットプレイスで1円だったから、とかいった書籍が、本棚を乗り越えて溢れてました。
以前は、「これ、面白かった。是非、もう一度読み直そう!」って思ってたけど、ふと気が付きました。自分にそんな時間、あるのか?と。寿命というのも鑑みてね。
そうですね、以前読んだものを読み返すよりは、どう考えても新しいの、読みたいでしょう。内容をうろ覚えだっとしても。それに年間に読める本の冊数だって限られてますし。
通勤形態が変わりそうで、電車を使わなくなったらそれも加速しそうです。
で、心を鬼にして、処分しようと決心しました。
でも、どうせブックオフに持ってっても、1冊1円とか5円とか。よくて10円かな。持ってくのが面倒。引き取りに来てもらったり、ダンボールで送ったりと、そのやりとりすらも面倒。
だったら可燃ごみの日に捨ててしまおうかとも思いましたが、それもなんか本に申し訳ない気がして。
それて、メルカリのアッテというサービスを思い至りました。
取り敢えず、10冊ぐらい出品して、0円。タダであげますよ。と。
そのかわり、条件があって、
- 自宅のすぐ側まで取りに来てくれること。
- 10冊全部引き取ってくれること。
この条件でどうだろう。
ブックオフに持っていたって100円にもならないんだったら、もしも、その本を読んでみたいという人がいたらあげちゃおうと思ったわけです。
出品して、すぐに「いいね」は数件付きましたが、しかしなかなか、欲しいというコメントが付きませんでした。
やっぱりね~。直接会って、取引って、自分でもなんか怖いよな~と思います。
でも、4日後に「ほしいです」という方が現れました。
学生さんだそうで、車を使えるので近くまで来られるとのこと。もともと無料の出品なので、駆け引きなしでもう即決でその人と取引(?)することとし、会う日時、場所を決めました。
ニックネームは、いかにも女の子、って感じですが、何回かのやりとりの文章で、一人称が一度も使われなかった感じが、男性であることを隠してるのかな、と思いました。
当日。
ちょっと自分の方が不安になりました。
何にも悪いことしてないし、しようとも思ってないのにね。
「美人局」とか「放置プレイ」とか懐かしい言葉が浮かんできます。
でも、結局、
「指定場所に着きました。オレンジ色のコートを着ています」
とメッセージが届き、たしかにオレンジ色のコートを着た人がすぐ側にいました。
とてもおとなしい感じの学生風の女の子でした。
てっきり、彼氏とか、親とか、心配だから一緒かと思ったけど、一人で来たとのこと。
それも結構遠くから。
知らない人と会うのは、不安じゃないのかね。それとも今時の子はこれくらいのリスク(リスクとも言えない?)海千山千なんでしょうか。
でも本を処分できて良かったです。欲しいと言ってくれる人に譲れて。
縛ってゴミに出すなんて心もとないです。
また要らない本を吟味して、出品しよう。無料で。どんどん断捨離を推進します。
コツは、ちょっといい本とあとは明らかに要らない本を抱き合わせで出品して、条件として全部引き受けてもらうことでしょうか。譲ったあとに捨てられるかもしれませんけどね。
アッテは・・・
その名の通り、実際に会ってやり取りしたり、面倒だったり怖かったりする面があるけれど、その分、郵送の手間も代金も掛らないし、取引手数料が無料っていういのがいいですね。運営はどこで儲けを出してるんだろう。
実際「無料」のカテゴリーの中にも「気持ちばかりで結構です」とか「ボックスティッシュ2個と交換希望」とかあって、なんか閲覧しているだけで面白いです。
僕はとても便利なサービスだと思います。わらしべ長者とかしてみたら面白いかもね。
ではでは。