専業主夫への道。

 〜Road to be a House Husband. & I was born to be a House Husband.〜

マツコの知らない、ミニマリストの憂鬱

昨年末、たいした大掃除が出来なかったので、せめて毎日目にするテレビの周りを綺麗にしておこうと、周辺のものを一度避けて他へ移動したら、なんかその部分のみ、似非ミニマリストの部屋っぽくなったので記念に写真を撮っておいたのでした。

 

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これに、猫でも寝そべって写ってたら最高なのにな、なんて思ってました。飼ってないけど。
でもよく見ると、カオス状態の部屋の様子がテレビに写り込んでます。ありゃりゃ。

断捨離・コンマリ・ミニマリスト

かなり前から、モノを持たない生活というのが、もてはやされてて(持たないのに!)、よく意味も判らずに断捨離しちゃったり、ときめかなかったら合掌して捨てちゃったり、雑誌やテレビ番組でかなり頻繁に特集を組まれたりしてました。

 

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「片付け」という言葉が雑誌の表紙を飾るだけで、売上部数が変わってくるとか。

Necessity Minimum

テレビで、ミニマリストと呼ばれる人たちが居るというのを僕は去年知りました。
モノを必要最小限(僕にはそれ以下に見えましたが)しか持たない人。

着るものも、同じデザインのものを数着だけ。極端な例では、部屋にはテレビもテーブルも椅子も本棚も何にもなく、そのくせ何故かみなマックブックは持っているという不思議。極めるんだったら捨てましょう、マックブックも。

座布団代わりに畳んだ布団の上に座って、ソファーもないから壁に寄りかかって、シンプルな白いシャツ着てチノパン穿いて、カーテンもない窓の外を見つめてる・・・。
何か楽しいですかね?

そういうことしてる自分がカッコよく思えて、好きだったのでしょう。
あの人たち、まだあんな生活続けてるのかな?今年の正月も何もない部屋ですごしたんでしょうか。少ない調理器具で、味付けは塩のみの野菜炒めでも作って、マックブックで動画でも観てたんでしょうか。青白い顔して。

汚すぎるのは如何なものかと思いますが、幾ばくかの混沌って必要だと想うわけです。ええ、汚い部屋で生活する僕の言い訳に過ぎないエントリーでした。

 

 

去年かな、あっという間に読み終わり、必要なかったので、すぐ売りました。当時、割といい売値でした。これ書いた人、手に入った印税は全額寄付すると言ってました。もうお金すらも必要なくなったのだそうです。でもそんな自分は知ってもらいたい、見てもらいたい。そういう顕示欲はあるようです。