ダボ穴で木ねじを隠し木工作を綺麗に仕上げる練習。インチキダボ留め。
突然 DIY欲が湧き上がってきます。
別に、小屋を建てたいとか、古い自動車をオーバーホールしたいとか、そんな大それたことではなく、もっとちっちゃいモノゴト。
ダイニングテーブルの上でも済んじゃうような、そんなDIYですけど。
ダボ錐ってご存知でしょうか。
まあ名前の通り、ダボと呼ばれる穴を空けるための錐(きり)なんですけど。
こんな形状をしていて ────
インパクトドライバーに装着して使います。
このインパクトドライバーは、亡くなった父の形見です。
形見といえば、腕時計とかスーツとかなんじゃないかと思うんですけど。
これはこれで、実用的で良いです。新たな趣味もできそうですし。
円筒状の穴を空けることができます。
本来であればここにダボと呼ばれる短い木材を差し込んで、木と木の接合に用います。
穴と直径が同じなダボが各種売られています。
そうすると、棚などを作ったときに、接合部に、釘とかネジとかを隠して綺麗に仕上げることができるんですね。
参照
しかし、まあ、面倒なわけです。
よって、インチキダボ留め を行います。
その練習なわけです。
木ネジを差し込み、木材を固定します。
べつにこれはこれで、木ネジなんて全く気にならない人もいるでしょう。
でも僕は一度気になってしまったので、もう決して許せなくなっていまいました。
2つ穴を空けたのは、ダボ穴を誤魔化す、否、カモフラージュするメソッドを2種類試してみたかったからです。
ひとつ目は、同じ径の丸棒で埋める。
ふたつ目は、木工パテで埋める。
するとこんな感じになります。
十分にパテが乾いたら、丸棒の余計なところを切ったり、ヤスリを掛けたりします。
ヤスリは、200番で荒く削り、300番で仕上げました。
プラモデルとか作ってるときの番号は桁違いでしたが、木材はコレで十分です。
そして、完成。
左穴が丸棒で、右穴が木工パテです。
左の方が、綺麗かな?もっと丁寧にヤスリ掛けすれば分かりませんけど。
でも、木工パテは時間がかかります。完全に乾燥するのに2日くらいかかります。
そういうことを鑑みれば、やはり丸棒での処理が良さそうです。
待ち時間無しで、すぐにできます。
それで結局なにを作りたいかといえば ───
ちょっとした隙間家具的な本棚とか、玄関の靴を置くスペースを2倍にしたいとか、寝室のテレビをもう少し高い位置にしたいとか、いろいろありますが、正直に言えば、
ダボ穴を埋めてヤスリを掛けたかった!
というのが正直なところです。
そういえば子供の頃、意味なく彫刻刀で浮き彫りを彫ったり、とにかくヤスリを掛けまくって、つるつるの木を作ってたなあ。
変な子供だったのかなあ。
とりあえず僕の技量でもなんとか綺麗にダボ穴を埋められることがわかったので、なにかしらの木工をしてみようと思います。
ホームセンター内の作業室も活用してみようと思います。
ではでは。