この夏、蚊取り線香を焚いて、ノスタルジックな気分になりませんか?
お盆休み、子供の頃の夏休みに思いを馳せてます。
楽しかったなあ、あの頃は。僕は北国に生まれ育ったので、夏休みはそれほど長くありませんでした。(その分、冬休みが長かったのですが。)
だから、サザエさんでカツオが8月31日になっても夏休みの宿題が終わっていなくて、マスオ兄さんに手伝ってもらったり、姉さんやお父さんに怒られたりしている毎年の風物詩が、なんとなく不思議に思えました。
今思い出してみると、小学生の夏休みといえば、視覚に訴えてきたのは、やはりギラギラ光る太陽。聴覚には、セミの鳴き声。そして嗅覚には、蚊取り線香の香りです。
もちろん、煙の出ない電気式の蚊取りマットなるものも普及してましたが、僕はあの香りが好きでした。夏、という感じがします。
もちろんまだ渦巻状の蚊取り線香、どこでも売っていますが、もう10年?20年?以上使ってないような気がします。
この前、窓を全開にしていたら、ベランダからその匂いがしてきました。ご近所さん、お使いのようで。懐かしい。
よし、買ってきますか!そんでもって、せっかくだから蚊取り線香入れもちょっと凝ったのを買ってみようか!と思い立ち、吟味を開始しています。
どんなのがあるのかというと──
#01 富士山をモチーフに。
これはインパクト大ですね。欲しいかも。
でも、火をつけると、モクモクでる煙が、富士山の噴火のように見えるような…。
休火山ですからね。怖いですね。
#02 ガラス製の涼し気な。
ガラス製って珍しいような気がします。煤とかは大丈夫なのでしょうか。
でも透明で、とても涼しげでいいですね。まあ蚊取り線香はあまり明るいところには置かないと思いますけど。
#03 動物がモチーフな。
最近のトレンドは(あるのか?そんなもの)蚊取り線香の縦置きのような気がします。でもそのほうが、落ちる灰とか不完全燃焼の可能性とかいろいろ鑑みて、理にかなっているような気がします。
この象のモチーフは好きですね。平べったいですけどね。
#04 動物がモチーフな。その2
猫が毛玉で遊んでいるような。
僕は犬派ですが、これはいいな。でも猫好きで、ネコ飼ってるご家庭では、蚊取り線香なんて置けないでしょうね。
#05 アンティークなの。
あら、懐かしい感じ。
サバ缶とかでもいいかも。サイズが違うか。
#06 シンプルなの。
いろいろ悩めば、結局こういうシンプルなのに落ち着きます。
なんとなく「骨壷」を彷彿とさせられ、中にも白い灰が残るわけで、さらに涼しい気分になれそうです。
これにしようかな!
まだまだ夏は終わりません。
おひとつ準備して、暑い夏の夜、さらに満喫してみるのは如何でしょうか。
夏でなくても、秋でも冬でも、お香の感覚で蚊取り線香を焚いてみるのもいいかもしれません。
もともと好きな香りなわけですから。
ではでは。