いらすとやのランダム表示をお題にしてエントリーをしてみるの巻き④
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いつもブログでお世話になっております、いらすとやさんのイラスト。
独特の、ひと目で「あ、いらすとやだ!」とわかる優しいタッチは心が和みます。
自分の欲しいイラストを探そうと思えば、検索にはちょっとコツがあるようだけど、だいたいのものは網羅しているように感じます。
かなりマニアックなイラストにも対応している模様です。なんて素晴らしい。
そして、そのサイトには、ランダムというボタンがあって、押すとその通り、ランダムにイラストが一点表示されます。
そのイラストをお題にして、何か文章を書いてみてエントリーしてみようということを勝手にしてみようと思い立ちました。
マイルールとしては、
- 何度もランダムボタンを押して、書きやすいイラストを探さないこと。押すのは1度きり。
- 1エントリーあたりの文字数を1,000文字ぐらいとすること。
としました。まぁ、誰にチェックされてるわけではありませんけどね。
ではさっそく。
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第4回 ランダム表示はコレだ!!
えーと、ネギトロ?かな・・・
このお題、書きやすい、といえば、書きやすいかな。
ネギトロは好きなお寿司のネタです。否、でした、かな。
寿司屋に行けば、まあ90%以上の確率で回転寿司なのですが、いつも頼んでました。
あの食感が苦手、という人もいましたが、僕はあの独特な食感(ちょっとボソボソするような感じ)が好きです。否、好きでした。
あんなのマグロに対する冒涜だ!と言った人も周りにいましたが、考えすぎでしょう。
閑話休題。
ところで、ネギトロってなんでネギトロっていうかご存知でしょうか。
あ、有名ですかね。
「なんだよ、ネギトロ頼んだのに、マグロだけかよ。ネギ載ってないじゃん!」
という声を聴いたことないでしょうか?あ、ないですか。
もしかしたら間違って覚えてる人が5%ぐらいいるかもしれないので、偉そうに書きますが ──
「ネギトロ」の「ネギ」は「葱」ではありません(な、筈です)。
wikipediaによると
本来のネギトロとは骨の隙間にある赤身(中落ち)や、筋の多い部位や皮の裏などの脂身をこそげ落としたもの(すき身)と見なされるため、本マグロを1本丸ごと買い付けるような店でしか出ない寿司種だった。
その後、工業的な手法で製造された具材が出回るようになり、回転寿司に代表される庶民的な価格の寿司屋を通して一般的となった。
そんでもって、スプーンなどで、骨や皮からこそげ落とすことを「ネギル」というそうなのです。動詞です。価格交渉ではなくって。
だから、薬味的に葱が載っている場合が多いけど、別に載っていなくても、ネギトロはネギトロなのだそうです。
因みに、焼き鳥のネギマのネギは葱ですね。
話は戻って。
回転寿司屋ではいつもならテーブル席に座るのですが、混んでいたのでカウンターに案内されました。
カウンター席でもよろしかったでしょうか?と過去形で聴かれても困ってしまいましたが、とりあえず「はい」と答えておく。
その席は思い切り端っこで、中にいる板さん(アルバイトの学生っぽい)の様子が見えました。特に、ふざけて変な写真を撮ってるわけでもなく、清潔そうな環境で作業してましたが、ネギトロらしきお寿司を作っているのを見てしまいました。
なんだろう、お菓子作りで、生クリームを絞り出すような円錐形の袋の中に薄ピンクの物体が入っており、それを空の軍艦の上に絞り出してました。
そうか、ネギトロ、そうやって作ってたか。そりゃそうだ。簡単に想像つくじゃないか。厨房の中は忙しいんだぞ。
それを見て以来、何故かは全く分からないけど、首から下を地面に埋められ、口にチューブを突っ込まれ無理やり食べさせられてる、鴨とかアヒルを思い出しちゃって、ネギトロ、食べられなくなったわけではないけど、好んで食べない、回っていてもお皿を取らない、ましてや声に出して注文しない、タブレットで注文しない、そんな風になりました。
あんなに好きだったのに、変われば変わるものですね。
いつの日か、回らないお寿司屋に行くことがあったら、板さんに「ネギトロ!」ってオーダーしてみよう。そして目の前で正しい方法で作ってもらおう。
そうしたらまた大好物になるかもしれない。
以上、そんなお話でした。
併せてコレも読んで頂きたい。
・いらすとやのランダム表示をお題にしてエントリーをしてみるの巻き①
・いらすとやのランダム表示をお題にしてエントリーをしてみるの巻き②
・いらすとやのランダム表示をお題にしてエントリーをしてみるの巻き③
ではでは。