専業主夫への道。

 〜Road to be a House Husband. & I was born to be a House Husband.〜

村上春樹の長編新作「騎士団長殺し」 のKindle化を切に希望します。

電子書籍版を出さなかった作家

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村上春樹ってなにかしらのポリシーがあって、自分の作品を絶対に電子書籍化しない作家なのかと思ってたけど、今日なんとなくAmazon見てたら、あらら、Kindleストアに随分並んでます。知りませんでした。初期の小説作品から、エッセイから。でもなぜか「ノルウェイの森」がない。どうしてだろう。

日本人が知らない村上春樹(ニューズウィーク日本版e-新書No.8)

日本人が知らない村上春樹(ニューズウィーク日本版e-新書No.8)

 

小説はだいたい読んでいる。

たまにまた読んでみたいな、と思わないでもないけど、そうなったとしてKindle版を買うだろうか。ほぼ定価で。 多少ポイントで還元はされるけど。ブックオフ行けば108円だもんなぁ。電子書籍の料金体制ってなんとかならないものなのでしょうか。特に発行が古い本など。電子書籍だと、コレクション的に所有って概念もかなり薄そうだし。

それから、今、絶賛予約受付中の長編新作「騎士団長殺し」もKindle化はされてません。こちらはいずれ電子化されそうですが、どうしてでしょうね。僕は主に電車の中で読むわけですが、上下巻一度に持ち歩くことはないだろうけど、一冊が厚くて重そう。通勤で持ち歩くトートバッグがひとつ増えそうで嫌だな。自炊も嫌だし。代行業者は胡散臭いし。

著者のこだわりなのだろうか、出版社の戦略なんだろうか・・・。書籍で売ったほうが出版社は儲かる?

「1Q84」なんかは海外では(英語では)電子書籍化されてます。

ちょっと調べてみましたが、

海外では普通、書籍の電子化の権利は出版社が持っており、出版社側が電子書籍版を出そうと思えば出せる。でも、日本では電子化の権利は著者が持っていて、出版社側にはない。よって、著者が許可しない限り電子化はできない。つまり、単に村上春樹の意向だと思われる。

だそうです

すればいいのにね、電子化。

ご本人はKindleでたくさん読書してらっしゃるそうです。あんなに売れた又吉直樹の「火花」は電子書籍版でもさらに16万部も売れたそうです。

べつにあれだけ売れてれば今更もう売上なんて関係ないのかもしれませんね。



 

 


Post_script 2017.02.23

 

 

いよいよ明日が発売日となりました。
また「1Q84」のときみたいに、徹夜組とか深夜まで特別営業の書店とか出てくるんでしょうか。

僕はAmazonで注文しましたが、本当に明日届くのかな。いろいろ予定があるから明日届いてても残念ながら読めそうもないけど。
きっとみんな最速でレビューをブログにあげるんだろうなぁ。

そういえば明日は、初のプレミアムフライデー。賛同し参加する職場であれば、本を手に入れて、或いはポストに届いていることを期待して早く帰る。そして家でマッタリ読書、ってのもいいかもしれませんね。プレミアムフライデーの趣旨には少し反するかもしれませんが。ところでどんな表紙なんでしょうね。それも楽しみ。
厚い本2冊ですが、この週末で読み切れるのでは?

羨ましいです。

 

こちらもよろしく。

www.kenji2387.com

 

 

Post Script @2017.04.01

やはり騎士団長殺しの電子書籍化はないようですね。その噂すら出てません。

どうしてもっていう人は、グレーゾーンの代行業者に頼むか、自炊しかないです。今のところは。

代行業者のサイトを見ると、1冊あたり80円!とか書いてるけど、1冊では受け付けてくれなくて、月会費とかよくわからないものがあったり、OCRとかKindle最適化とかいうオプション付けると結構高くなったり、だいたいにして往路の送料が掛かる。

人気のある本だったら、たくさんの人が既に電子書籍化を依頼してると思います。ということは、業社にはもうPDFのデータがあるわけで、もしかするとそのデータを使い廻しt・・・んなことはないですよね。

Amazonとかマーケットプレイスで本を購入して、直接代行業者に送ってデータだけ受け取るというサービスもあるようで、凄いですね。徹底的に紙の本が嫌いな人向けですね。

自分だったら、自炊するかな。
裁断機とか、スキャナとか、高価だし場所とるしで、やっぱりレンタルがいいです。

 

 

なんだろう、全く根拠はないんだけど、こういうの、要領よく上手く出来るような気がしてならない。
前世は、版画の刷師かなんかだったのかな?んなわけないか。

やってみるか!?

 

 

ではでは。