僕はKindleを扱うのは早すぎたのかもしれない。|使用2ヶ月のレビュー
何故か鰻屋の話から。
たまに鰻屋に行って、お品書きをみると、よくあるのは鰻重の「松」「竹」「梅」の選択肢の表記です。
いろんな説がありますが、普通は高いものの順に、松・竹・梅となってて、松と梅では金額の差が結構あったりします。
むかし、読むか聴いたことがあるのですが、これは一番店としてコストパフォーマンスのいい「竹」を売るための店側の戦略であるそうで。日本人の感覚として、
一番高いのはちょっと気が引ける。
かと言って安いのもな。だったら真ん中の「竹」にしよう。
と考えるパターンが多くって、それを誘導するために3つ選択肢を設けてるのだと。
実際に食材の準備も「竹」用のが一番多いそうです。
なんだか後付みたいな説明ですがね。
何の話をしたかったかというと、kindleの話です。
以前、kindleには、無印のkindle、kindlePaperwhite、kindleVoyageと3種類ありました。
きっとAmazon的にも我々消費者にとっても、コスパがいいのは kindlePaperwhite だったと思うんです。
しかしここへ来て、kindleOasis の発売。
なんですか、35,980円て!
本を読むためのハードにその値段。出せませんね。1年でもkindle本、そんなに買わないと思うし。キャンペーンが適用されることもない。
しかしまあそれは置いといて、kindleの種類が偶数になってしまった。松・竹・梅のコスパがいい「竹」がどれなのか分からない。
しかしその時でした。
Kindle Paperwhite 32GB マンガモデルの発売!
- マンガなら約700冊、書籍なら数千冊保存できる、従来と比べて8倍の32GB大容量ストレージ
- 「快速ページターン」でマンガのページめくりが33%スピードアップ
- ピンチ&ズームで小さな吹き出しや細かな描写も簡単に拡大
- 小さな文字もくっきりキレイ。300ppiの高解像度で今まで以上に美しく
本当か、本当なのか。
コレの登場によって、このKindle Paperwhite 32GB マンガモデルはちょうど真ん中の位置づけ。まさに売りたかった、買いたかったコスパ最強のkindleに違いない!
そう確信した僕は、光の速さで、ポチッたのでした。正確にはプライムに加入して4,000円引きにしてからね。
300ppiの解像度がどれくらい美しいのか、とか、32GBのストレージがどれくらい凄いことなのか、とか、全くこれっぽっちも考慮せずに。
そして今に至る
まるで紙に印刷された活字を読んでるかのよう。ページ送りもスムーズ。
確かに紙っぽい。でも、だったら紙の本を読めば?ページ送りもそれほどスムーズとは思えませんです。一瞬暗転するんだけど未だに慣れません。
これまではiPhone6sにkindleのアプリを入れて読んでましたが、あのビカビカの画面の方が自分にはあってるみたい。ページ送りのアニメーションも好きだし。
もしかして、iPad miniとかの方が良かったのかな、とちょっと思います。
漫画もそのままの画面ではやはり字が小さすぎで、ピンチとかズームとかしないとないけど、それが面倒くさくって。漫画を読むならやはり大きいタブレットが必要だと思います。
文句ばっかり書いてますが満足してますよ。
だって、カバンに入れとけばその時の気分で好きな本読めるんだから。電池の持ちも、カタログスペックよりはかなり落ちるけど、気にしなくていいレベルだし。薄いし、軽いし。
オーナーライブラリーは全くの期待はずれでした。もう少し使い勝手を良くして欲しいし、読みたいと思えるような本をライブラリーに入れて欲しい。
カバーは付ける派ですが、純正よりこっちのほうが良いです。
値段の割に質感も悪くないし、安っぽくもないです。オートスリープまで付いている。
純正のケースは3倍くらいの値段しますからね。これは、お勧めです。
読みにくく感じるのは、きっと『慣れ』の要素が大きいと思います。
そうあの『電子ペーパー』と称するモノに慣れていないだけだと思います。
だから、もっと読め、読め。っていうことかな。買え、買え、ポチれ、ポチれってことかな。
ところでなんでKindle本のときはいつも「1-Clickで今すぐ買う」ボタンなんでしょう。
電子書籍だから、配送先住所も、送料も関係ないから一発決裁なのかな?
いつもなんとなくビクビクしてしまいます。
ではでは。
こちらもどうぞ。 www.kenji2387.com